東北大会前日(思い出し書き)2006/09/09 23:31

前もって、2週間くらいの各パート一人一人の出席予定を見て、練習計画を立て‥‥
でも、なかなか予定通りには行かない。社会人バンドの難しさで、仕方ないことだけれども、急に仕事から抜けられなくなることもままあるし、一日仕事をしてからの練習、体調が悪くて次の日の仕事を考えて休まなくてはならなくなったり。

ウインドは、最初の年がパーカッションを入れて41人。次の年は50人くらい、去年は55人。でも今年は47人。
47人のバンドと60人のバンドだと、誰かが休むとバランスがすごく変わるし、パートによってはそのパートの音が完全に抜け落ちてしまうことも。

あぁん、なんでだよ〜、と言ってみてもどうしようもないし。

でも、やっぱり少しカリカリしちゃうんですよね。
ここは、こういう風にここの指をしっかり回すように一人一人で‥‥、と頼んでおいが部分、回ってなかったり(泣)

そういう時は逃がしません( ̄ー ̄)ノ
コツコツと譜面台叩いてカウントしながら間髪を入れない反復練習を(笑)

一昨年は銀の1位、昨年は「賞」に色気を感じて結果は銀2。
団員のみんなもだろうけれど、僕もかなりガックリ来たりした。
そりゃ、絶対に全国行く、とか、最初から全国を前提に練習しているような所はそれでいいかもしれないけれど、ウインドはまだ金を取ったこともないし、東北大会、過去十数年、金賞は4つ5つのバンドでたらい回し。

もちろん、腹の中では金賞狙うけれど、でも意識の上ではそうは考えず。
演奏会だって、依頼演奏だって、コンクールだって、やることは同じ。
いい演奏をするためには一つ一つ、やらなくちゃならないこと、出来ることをしっかり積み重ねて行く。

トレーナーを頼んでいるひでちからの発案で、ソルフェージュのトレーニングをやるようになってから半年。曲の練習時間は少なくなるけれど、鳴っている音にしっかり音を寄せて吹く、一人一人、順番に。
なんのことはない、BFCABとそのバリエーションをハーモニーディレクタにあわせて一人一人出来るだけ妥協しないで吹くだけなんだけれど、やっぱり重要だった。

成果は、もうはっきり!
音程が全然よくなったし、苦労しなくても音が自然に寄るようになってきたし。
47士で吉良邸の大人数に対抗するためには基本をしっかり守ること。音程と発音のタイミングをそろえる、音の立ち上がりをクリアに、音と音の間に余計な雑音を入れない、リズムを正確に。
当たり前っちゃ当たり前だけど‥‥

この日の練習、ひでちにも参加してもらいました。
横で、後ろで、きいてもらって「今のどう?」って訊けるのがとても効率よい。
自分で振っていると、どうしても「こうしたい、こうなっていたい」と思いが強ければ強いほど、そう聴こえてしまいがち。

いやぁ、助かりました^^

それから‥‥、ここ2週間ほど、実は練習がとても気持ちよかったのです。
午後に分奏した所が、夜の練習で、時間おいて別の曲やってるのに、元に戻ってない。午後やった成果がそのまま夜に生きている。
1週間あいても、あまり戻ってない。
大人のバンドの集中力なんだろうけれど、とても気持ちがよいのです。

ん、でも、「もっと早くからぁ〜」と思うのは贅沢??(笑)
「やりゃぁ出来るじゃん!」と、6月の定期演奏会の時にも思ったけれど、 (゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン 、ホントにやりゃぁ出来るじゃん!

練習終わった後は、きょうは飲まずに‥‥、と思ったけれど、やっぱり飲みました。
いやぁ、だって、ひでちが酒好きだから、仕方ない、仕方ない。
これって、やっぱり自分に対する言い訳にしか聞こえない?
んだよなぁ(大汗) その通りです(滝汗)